もりや小児科医院Moriya Pediatric Clinic

良い小児科の見分け方(独断と偏見に満ちた私見ですm(_ _)m)


1,
無闇やたらに検査しない。検査を行う際はその意義と患者さんに対してのメリットの説明がしっかりとあり協議の上で検査する。
・通常、検査を行えば検査手数料が徴収できるので利益がでます
・ただ、3歳未満に限っては包括請求を採用しているところでは検査を行えなえば行うほど利益が
ります
->当院(包括請求を採用)のように3歳未満の患者さんにもそこそこ検査しているところは利益優先ではなさそうです?! たぶん・・・


2,
不要な薬剤や効果がはっきりしない薬剤は処方しない。
・今までよく用いられていた塩化リゾチーム(当院では10年以上前から処方していません)がやっと発売中止になりました

3,
投薬する薬の目的(効果)とその副作用の説明がある。

4,隣接する調剤薬局に誘導せず、
「かかりつけ薬局」を推進している。

5,
かかった医療コストの明細をはっきりした形で提供している。
・当院の明細には総計の点数が記載されております

6,
休日も診てもらえることが理想的m(_ _)m。
ただし、通常の時間帯に来院可能な方々を故意に加算が加わり高額になる休日へ誘導しない。

・当院でも
在宅している休日は急患に対して意外と積極的に対応しております:FAQ参照

守谷市ホームページ>トップページ>手続き>保険、年金、医療福祉>国民保険>医療費適正化の取り組み>
休日・夜間診療は割増料金がかかります

https://www.city.moriya.ibaraki.jp/tetsuduki/hokennennkinniryou/kokuho/iryoutekisei/warimashi.html
6歳未満児はもっと高く、休日初診で¥2,9002,500再診で¥2,2201,900ほど高くなります

7,
親や社会(学校・幼稚園・保育園)の都合を優先するのではなく「子どもを中心」に考えて診療している。

(今のインフルエンザ診療においては子どもに検査の選択拒否権がありません。多くは大人の都合で行われているように感じております。インフルエンザは自然治癒するし、平成10年以前は迅速検査もタミフルもありませんでしたがお父さん・お母さんもちゃんと生き残っております。ただ単に運がよかっただけでしょうか?)

当院は自己採点で70点くらいかなm(_ _)m これでも石が飛んできそう(^^;)。

小児科開業医を訪れる子どもの病気の大半は患者さん自身の治癒力で治っており、手助けはしたけど病気を治したなんて横柄でおこがましいことを多くの小児科医達は思っていないはずです。
小児科開業医の主な役割は「悪い方向に転びそうな子ども達をピックアップし早めに方向修正してあげること、さらに次世代の子育てにつなぐための親へのアドバイスであって、決して薬をばら撒くことではない」と もりや小児科では考えております。



悪い小児科の見分け方

まずはわかりやすく大項目3個を記載しておきます。

・3歳未満の患者さんにはほとんど何も検査しない。3歳以上では検査をバンバン行う。それも検査の意義やメリットを説明することなく。<-3歳未満は場合によっては当院も当てはまるかも(^^;)。特にアレルギー血液検査、さらに治療薬がないウイルス感染に対する迅速検査ですがm(_ _)m。
↑↑↑守谷市内の開業小児科のほとんどが採用している医療会計制度では3歳未満の患者さんに検査すればするほど利益が減り、3歳以上だと検査すればするほど利益がでます。ほとんど見よう見まねの小児科標榜医は3歳未満でも自信や説明能力がないので検査が多いし、それとこっちの方が熱がでたらすぐ検査と指導し集患能力が向上してしまうみたい(^^;)。でも、検査は早過ぎて反応しないこともとても多い。

・今まで散々抗菌薬(抗生物質)を処方していたのに平成30年4月以降に手のひらを返したように抗菌薬(抗生剤)を処方しなくなった。守谷市内の小児科専門医に該当者はいないけど近隣市町村では小児科専門医でもこのような事例はとても多い。
↑↑↑平成30年4月より急性上気道感染症または急性下痢症の患者に対し、「抗菌薬の使用が必要でない説明など療養上必要な指導を行った場合」に、初診に限り「小児抗菌薬適正使用支援加算:80点(800円)」が加算できるようになりました。もうかれこれ当院では10数年前から当たり前のことなのでこの制度の必要性を感じておりません。今後、経営状況等によっては心変わりするかも知れませんが当面は『小児抗菌薬適正使用支援加算』を徴収しません。

・週末で後がないのに3〜4日以上も発熱が続いている患者さんに何の検査も行わずに適当に内服薬を変更しやり過ごそうとする。JAとりで総合医療センターに手伝いに行くとこんな患者さんたちに多く遭遇します(週末乗り切れそうもない方は常勤医に委ねますが・・・)
↑↑↑当院では週末を乗り切れる確証を得るために年齢を問わず検査し(まくり)ます。血液検査での炎症所見が強く週末を乗り切れそうもないと判断した時は総合守谷第一病院やJAとりで総合医療センターに責任をもって紹介しております。もちろん、咳嗽がひどい患者さんに対しても同様に対応しております。

 (2018年7月記)